はじめに:ただの父、されど、ちょっと面倒な父
「はじめまして!」「2028年の中学受験組の父です!」
…ええ、そうなんです。
この世で最も尊く、最も面倒くさい肩書きを背負った男が、ついにブログを始めてしまいました。
我が家の受験生(小4)は、いたって普通の、そして少しだけ勉強が好きな娘です。
そんな娘の横で、私は今日も「ムムム…この予習シリーズの構成は…いや、早稲アカ時代はこうだった!」などと、過去の亡霊と戦い続けている、非常にやっかいな父親です。
だってね、私のスペック、改めてご紹介しますと、ちょっと「うるさい親」になる要素満載なんです。
- 名門(?)早稲田アカデミー出身 → 御三家合格 → 国立大学卒(←ハイ、マウント親要素)
- 大学で理科の教員免許を取得(←ハイ、教え魔要素)
- ついでに児童心理学もガッツリ履修(←ハイ、「理論武装」の要素)
…どうですか?この完璧なまでの「家庭内教育指導員」感。
これだけバックグラウンドがあるのに、娘の宿題で怒鳴りそうになる自分に「ちょっと待て、アンガーマネジメント!心理学的にこれはNGだ!」と心の中でサイレンを鳴らしています。
受験は、親のプライドと理論が、娘の「やる気スイッチ」の前で何度も爆散する現場なのです。
このブログは、そんな「理屈の塊だけど、結局娘に振り回される父」のリアルな戦いの日々を、そしてちょっとだけ役立つ知識を交えて発信していきます!
亡霊その1:御三家・早稲アカの「圧」
御三家に入れたことは、人生の大きな財産です。間違いない。
しかし、その経験が、今の私を苦しめています。娘がミスをするたびに、私の頭の中で早稲アカの鬼講師が竹刀を振り回し始めるのです。
「おい、こんな問題も解けないのか!あの時の俺は…!」
…待て待て待て!娘は娘!時代も違う!カリキュラムも違う!
でも、「御三家合格ラインに届く勉強とは、こういうものだ」という、凝り固まった固定観念が邪魔をするんです。ついつい、小4の娘に「本質を見抜く力」とか「多面的考察」とか要求して、ウザがられています。
このブログでは、そんな「過去の亡霊」との葛藤と、「現代の中学受験事情」とのギャップを面白おかしく語りながら、「御三家卒だからこそ陥るワナ」を皆さんに共有し、反面教師になっていただくつもりです。
亡霊その2:教員免許という名の「教え魔」
理科の教員免許を持っていると、娘の理科の宿題を見るのが楽しくて仕方ありません。
「この植物の名前は…」という問いに対し、「待て!ただ暗記するな!細胞壁と葉緑体の構造から理解しろ!」と、ついつい中学生、いや高校レベルの講義をブチかましてしまうのです。
結果、娘は「ええと…ママ〜!パパの理科の授業、長すぎる〜!」と逃げ出す事態に。
分かっちゃいるんです。今は「知識のシャワー」を浴びせて、「理科って面白い!」と思わせる時期だってことは!
でも、この免許が、私の「体系的に教えたい欲」に火をつけてしまう。
ここでは、その「教え魔」父さんが、いかにして「子どもが楽しく学べる教え方」を開発しているか、という「教育技術の奮闘記」を公開していきます。理科の面白い教え方のアイデアも、ついでにポロポロこぼれてくるはずですよ!
亡霊その3:心理学という名の「理論武装」
そして、最強の亡霊が、児童心理学の知識です。
娘:「もう勉強したくない!」
普通の父:「ダメだ!やれ!」
心理学父:「(ふむ。これは学習性無力感に近い状態か。まずは自己効力感を高めるスモールステップが必要だな…)よし、じゃあ今日のところは、この大問4,5,6の(1)だけやろうか!」
…と、心の声が長すぎて、娘に「パパ、なんか顔が変だよ」と言われます。
もちろん、この知識は親子の関係を安定させる大きな助けになっていますが、理論通りにいかないのが子育て、そして中学受験です。
ここでは、「心理学的に正しいはずなのに、我が家では大失敗した声かけ集」や、「心理学の知識を悪用して、いかに娘を机に向かわせるか」という、ちょっとブラックジョークめいたネタも交えながら、受験期の親子の心の機微を、真面目に、でも面白く分析していきます。
最後に:一緒に「一生のネタ」を作りましょう!
2028年まで、あと数年。受験はしんどい道のりです。
でも、この道のりを、「苦行」ではなく、「家族みんなで乗り越えた、一生の宝ものになる最高のネタ」にしたいと思っています。
「御三家卒で教員免許持ちのハイスペック伴走父なのに、娘の偏差値に一喜一憂している姿」を見て、笑っていただければ幸いです。
ぜひ、受験生の親御さん、これから受験を検討されているご家庭の皆さん、一緒にゴールを目指して、この「偏差値狂いの父の奮闘記」にお付き合いください!
これからどうぞ、よろしくお願いいたします!

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