2026年、東京中学入試は「異常事態」に突入
2026年1月17日、東京都内の私立中学出願速報が発表されました。 今年は11年ぶりのサンデーショック。偏差値オタクの私ですら、このPDFに並ぶ数字の乱高下には目を見張るものがあります。
もはや昨年のデータはゴミ箱行きです。
サンデーショックにより女子学院(JG)が1日から2日へ動いたことで、東京の女子入試、ひいては共学校・男子校の併願戦略までもが、複雑な連鎖反応(ドミノ倒し)を起こしています。
あくまでエンタメとしてお楽しみください。
1. 女子校:サンデーショックが生んだ「JGスライド」の衝撃
女子校の動きは、もはや「激震」と呼ぶに相応しいものです。
- 女子学院(JG): 2日への移動により志願者が爆増。1日に桜蔭や雙葉を受験したトップ層が2日にこぞって参戦する「死の組」と化しています。
- 桜蔭: 桜陰は、昨年を上回るペースで出願が進んでいます。偏差値至上主義のパパ視点で見れば、やはり「女子最難関」というブランドへの信頼は揺るぎません。JG不在の1日を狙う層、あるいは「1日桜蔭→2日JG」という超強気なダブル受験組により、1日の志願者も全く緩和せず高止まりしています。
- 雙葉: 出願者数が堅調。記念受験が少なく、第一志望としての「固い」出願が目立ちます。
- 洗足学園・吉祥女子・鴎友学園女子: 特に洗足と吉祥の1日入試は、JG受験生の「1日併願」として機能し、数字が極めて重くなっています。
- 白百合学園・豊島岡女子学園(1回): 逆に2日にJGとぶつかるこれらの学校は、志願者が分散。偏差値狂いの視点で見れば、ここは戦略的な「穴場」になる可能性があります。
2. 共学校:広尾の安定、芝国際・青稜の集客力
もはやグラフが突き抜けているのが共学校です。
- 広尾学園・広尾小石川: 1日午後の「本科・医進」の志願者数は、偏差値帯を考えても異常な過密状態です。これは「午前中に難関校を受け、午後に確実に高偏差値校を抑える」という上位層の防衛本能の表れです。午後入試を含め、志願者数は依然として高止まり。もはや「新興」ではなく、完全に上位層の「定番」として定着しました。
- 芝国際: 前評判通りの爆発力。午後入試を含めた志願者数は爆上がり。もはや「とりあえず出願」というレベルの熱狂を感じます。
- 青稜: ここも凄まじい。品川エリアの利便性と、メディア戦略の成功が偏差値50〜60帯の受験生を根こそぎ吸い上げています。
- 三田国際: インターナショナルクラス等の特化型クラスへの出願が目立ちます。複数回入試を駆使し、上位層の「スライド合格」を狙う層でパンパンです。
3. 男子校・付属校:王者の安定感と「偏差値の壁」
一方、サンデーショックの影響が少ない男子校や付属校は、例年通りの「偏差値通りの戦い」になっています。
- 開成・麻布・武蔵: 男子御三家は極めて堅調。駒場東邦、海城、早稲田も昨年並みの高水準を維持しています。この層の志願者は「倍率が高いから回避する」という心理が働きにくく、純粋な実力勝負になります。
- 早慶・GMARCH付属: 慶應普通部・中等部、早稲田実業、青山学院、明治大学付属明治/世田谷。 付属校人気は依然として高く、大学受験回避を狙う層が偏差値表のトップ層の子たちからの人気が高いです。
🔍 「1日併願校」の激戦化をどう読み解くか
JGのスライドにより、以下の学校への出願が膨らんでいます。
- 洗足学園・頌栄女子学院: 1日の出願が増加傾向。特に洗足は、2日のJGに備えて1日に確実に合格を掴みたい層が殺到しており、偏差値以上の難化が予想されます。
- 共立女子・香蘭女学校: 伝統的な女子校も1日の出願が好調。サンデーショックによる「1日の空白」を埋めるための併願ニーズを確実に捉えています。
💡 結び:数字の裏にある「合格最低点」を見据える
出願速報の数字(分母)が増えても、合格者の椅子(分子)が劇的に増えるわけではありません。 特に芝国際や青稜のような急増校を受ける場合、倍率に圧倒されがちですが、大切なのは「自分が合格最低点を1点でも超えられるか」というロジカルな思考です。
サンデーショックという特殊な状況下では、過去のデータは参考程度にしかなりません。今こそ、手元の偏差値表と過去問の相性を冷静に照らし合わせる、パパ・ママの「分析力」が問われています。
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